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絵頭って何?

自分レシピの作り方

自分レシピの作り方

さてなんだろうかと思う人は多いいはず。

これは僕の考えるアイデアレシピのこと。

レシピとは、料理の材料を調理する時の段取りのことなので、僕はこのレシピをそのままアート作品にしてしまおうと考えたわけです。

具体的に何をするかというと、毎朝5時に起きて1時間ほどウォーキングをします。

その道すがら、直感的に綺麗だな!面白い!なんだろう!と視覚に飛び込んでくる葉っぱや枝、街灯の下で息絶えた

黄金色のカナブンなど、おおよそ目につくものは、片っ端から左手に持つ袋の中へ放り込みます。

もちろん、片っ端からといっても鋭い眼光で品定めをして綺麗な落ち葉を拾います。

一時間も歩くとかなり取れるかと思えばそうでもなく、やはり歩きながら目にするものは一瞬の判断力に委ねられるので

ウォーキングといえども気を許しません。

かといって、毎日とるわけではありません。なぜならば毎日取ってしまうと似てしまうからです。

とっても月に2どぐらい。

少ないと感じると思いますが、このぐらいでないと、季節感を感じることができなくなってしまうので、毎日見ている

草木が色ずいたなとか、花が咲いたなとか、日常の様子を伺いながら歩いています。

花がどどっと咲く季節は題材が多くて楽しいです。逆に冬は皆同じ色味になってしまい、そんな時は無理に取らない方が良いので

採取しません。

本当は日本全国津々浦々で採取したら面白いことでしょう。高度の違う場所や、海辺など条件の違う場所で見つける草花や

拾得物は私の大好物なレシピになるでしょう。

そんな時の気持ちはというと、まさに子供目線。

何かいいものはないか?今日の獲物はなんだろうと、一日1時間の散歩も楽しみが湧いてきます。

視点を変えることは、考えに非常に大きな影響を与えます。

レシピを作る目的で葉っぱや枝を見る。

良いものがあれば採取する。これだけで歩いているだけでも様々な思考が働きます。

お!ナナカマドが色ずいてきたなとか。

アサガオは早い時間がきれいだな〜とか。

もしこのレシピのことを考えなかったとした何を考えているかというと。

あの部屋の人もう起きてるとか、洗濯物出しっぱなしだな〜とか。

今日の仕事はどこまで進めようかとか。

何着て行こうかなとか、おおよそ目につくマンションや住宅の灯りや風になびく人工物。

自分のこれからの時間を考えて行動することでしょう。

それらも悪いことではありません。しかしせっかく早起きして人が少ない道を歩くのだから、いつでも考えられることは

やめて、景色や植物に目を向けることが僕は好きなのです。

そのおかげで、冬の寒空の時期に1ヶ月以上咲くミモザの花をしりました。

あるおたくの庭に咲く大きな枝振りの花が、少しずつ黄色い花を咲かせ、満開になった後もずっとしていました。

周りの風景がグレイッシュな中で、黄色い力ず良い色は、ただでさえ部屋から出たくない冬の真っ暗な朝5時に

元気をくれます。

さて、持ち帰った花や草、葉っぱやカナブンはどうするのかというと、白いホーローのバットの中に整列させます。

大きさ形、色合いを見ながら選別していくのです。この時間も帰ってからの楽しみです。

几帳面な僕は小さなピンセットで一つ一つ形を整え揃えていきます。

ブルーの花の隣は、青々とした葉っぱがいいかなとか、薄いピンクの花びらがいいかなとか、場所を入れ替え、品を入れ替え

拾っている時の感覚とは違った、色彩感覚と造形感覚をフルに活用して整えていきます。

言葉で書くと凄そうですが、なんとなく全体像が綺麗に見えるように並べているだけです。

正直、知識がなくたって誰でもできます。

この程度のことをやっているだけでも、色彩感覚や形の良い悪いの見分け方、木や花の知識がついてくるのです。

このぐらいのゆるい毎日の行動の中でも、続けていればいつの間にか情報量は膨大な数になっていきます。

レシピを考えなければ、ミモザの花を知らなかったし、アサガオの綺麗に咲く時間帯も差して気にしていなかったことだと思います。